COOPER(クーパー)ナイフにおいて世界で初めてもちろんアメリカでも最初に特許を取った輝かしいメイカー。John Nelson Cooper ジョン ネルソン クーパー1906年ペンシルバニア州(アメリカ合衆国北東部、大西洋岸側内陸にのびる州) アメリカがイギリスの植民地から最初に独立した13州の1州。西部は19世紀以来、石炭や製鉄産業が中心。州都はハリスバーグ。 クーパーはこの地方の主力産業の炭鉱夫の息子として生まれた。貧困だった少年時代に様々な仕事に就き労働の価値と実践的な道具の理念を身につけた。少年時代の原体験は後年クーパーのポリシーとなって現れた。 20歳になって溶接技術を学び1942年に36歳で空軍に入隊するまでの15年間をアセチレン溶接の熟練工として過ごした。空軍では主に南米のパナマ運河地域に勤務し、この頃から軍人用のファイティングナイフ、サバイバルナイフ(当時この言葉は存在しなかったと思う)を作り始めたとされる。 18歳の時に既にナイフを作り始めたといわれるが確かな事実はない。しかし、かなり早い時期にナイフに興味を持っていたようだ。(一部ワールドフォト社の資料を引用) 二次大戦終了時にはクーパーのナイフを手に入れた軍人の間でその信頼は高く評価されるようになった。 当時カスタムナイフはほとんどなく、使用目的からデザインを導き出すという発想はナイフ理念に基づく先駆者であった。 |
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