ドイツ ゾリンゲンの超名門企業
〔ヒューバーツ社〕
　この作品は、メイカー刻印も深く、スタッグハンドルはよく脂が乗り、適度な厚味を持った極めてレアなコンディションで、ハンドルは前後でスペーサー10枚をインサートしておりキズも無い。USEDであるが、砥ぎは砥石目が正しく残り、切れ味は驚異的でさえある。
　
　本品は保存状況も抜群で、ペイパーによる切れ味テストでも信じられない高性能を発揮、独ゾリンゲンを代表する企業の1950〜60年代の作品でしょう。
　入手経路は、第二次大戦の戦前より大阪で事業を起こし、成功を収めた故人のご家族から多くの趣味の中よりドイツ車とナイフが含まれており、ナイフの多くを引き取らせていただいたものです。カスタムナイフが作られていないオールドな時代ですが、現代と異なり機械を多用せず職人の息づかいを感じます。
　レザーシースも極めてコンディション良く新品と錯覚する位だ。すぐれたスモールナイフです。
　いつでも入手可能な高価格のTACナイフとChina madeと異なる位置づけです。
　このようなナイフを〔マイナイフ〕と呼べる人に敬意。